2021/11/23
すぐに建てられないの!?知っておきたい制約のある土地【その②】
世の中には、空き地であっても簡単には家を建てることができない「制約のある土地」があります。
本日は、そんな土地を紹介するシリーズ第2弾!
後から「知らなかった!」「手続きに時間がかかって工期が遅れた」というようなトラブルに遭わないためにも、基本的な知識を身につけておきましょう♪
農地を宅地にするには時間がかかる
田んぼや畑だった場所を住宅地にすることを「農地転用」と言いますが、これには都道府県知事の許可が必要で、通常は申請手続きに約1ヵ月〜2ヵ月ほどかかります。
これは、「いい農地を資源として守り、国民が食に困らないようにしよう!」という国の重要な施策なのですが、急いで家を建てたい人にとっては困った事態になりかねません。
「いい場所に空き地があるな」と思ってもすぐに飛びつかず、登記簿上の扱いがどうなっているのか確かめる必要があります☆
狭い道路に面している土地には注意
古くからある住宅街の中には、「車が通れるかな?」と心配になるような狭い道路しかない場所も…。車が普及していなかった昔はそんな場所にも家を建てることができましたが、今は防災や安全の観点から原則として幅4メートル以上の道路に2メートル以上接している土地でなければ家を建ててはいけない決まりになっています。
道路の幅が足りない場合、「セットバック(後退)」と言って、道を確保するために私有地の境界線を下げる必要が出てきます。つまり家を建てられる範囲が狭くなるので、土地を目一杯使おうと考えている人は要注意!
このような土地は、不動産の広告に「私道負担」と書かれているので、見かけたらよく確認しておきましょう。
以上のようなケースもありますから、土地探しは1人で行わずに住宅のプロを巻き込むことをオススメします!
当社でもお客さまの土地探しからお手伝いしていますから、まずはお気軽にご相談ください♪