2022/06/14
熊本の家に必要なUA値はいくつ?
家の断熱性能を示すUA値(外皮平均熱貫流率)。
数値が低いほど断熱性能が良い(=省エネ)とされていますが、皆さんはUA値いくつ以下の家が理想だと思っていますか?
熊本エリアではUA値0.87以下の家であれば十分と言われてきましたが…その基準、もう古いです!
UA値0.87以下なら本当にOK?時代に合わせた家づくりを
昔はUA値0.87以下であれば「省エネ住宅」として認められていましたが、現在は「ZEH(省エネ≦創エネの家)」など、より高度な住宅性能基準も出ています。そのため、今ではUA値0.87の家はかなり時代遅れな感じが…。
ZEH住宅として認定されるにはUA値0.6以下である必要がありますから、最低でも0.6はクリアしておくことをお勧めします!
ちなみに当社では、基本的にUA値0.6は確実に下回るようにしているので、ZEH住宅よりも断熱性能の高い家だと認識していただいて大丈夫です♪
UA値0.5を切ることもできますが、どこまで性能を求めるべきかはご予算との兼ね合いで決まってきますので、数値だけに捉われず、「必要十分なレベルはどこか?」を意識してバランスの良い家づくりを心がけていきましょう☆
断熱材だけじゃない!建材の組み合わせも大事☆
断熱性能に関しては、実のところ数値だけでは語れない部分も大いにあるので注意が必要です!
例えば、当社では本当に室内環境の良い家を建てるには断熱材だけでなく遮熱シートも使う必要があると考えていますが、それはUA値の数値には反映されていません。
また、断熱効果のみならず調湿効果もある耐力面材「モイスTM」を併用することで、壁内に湿気が溜まるのを防ぐこともできます。しかしこのような施工面の細やかな配慮も数値上には表れないので、本当に家にとって良いことをしているのか?を注視し、信頼できるハウスメーカーを選ぶようにしましょう☆
UA値に関して気になることがあれば、ぜひお気軽にご相談ください♪