2022/11/08
HEAT20って何?新しい断熱性能の基準ができました!
最近、「HEAT(ヒート)20」とか「G1、G2、G3グレード」とかいう言葉をよく聞くようになりましたよね。
HEAT20とは、20年先を見据えて日本の住宅の断熱性能を上げようと活動している団体のことです。
全国各地それぞれの気候に合う断熱性能の基準を出していて、G1〜G3までのグレードでランク付けをしています。
G1=ZEH以上の高断熱!
これまでは、ZEH住宅に認定されるUA値(熊本の場合は0.60)をクリアしていれば、一般的に「高断熱住宅」と認められていました。
しかしこのZEH基準は、他の先進国の基準と比べるとまだ少し緩かったんです。欧米諸国の住宅は、もっと断熱性能が高くて室内環境が良いのが当たり前なのです。
そこで、「日本の住宅は遅れている。もっと高い断熱基準をつくって、住宅性能を高めていこう!」と、住宅業界に関わる有識者たちが集まってつくったのがHEAT20でした!
そのHEAT20で決まった新しい基準(熊本エリアの場合)は、以下の通りです。
G1の家=UA値0.56
G2の家=UA値0.46
G3の家=UA値0.26
数値が低いほど断熱性能が高いのですが、この基準によるとG1グレードでもZEH以上の高断熱住宅ということになります♪
ファンライフのグレードは?
ファンライフでは、基本的にG1グレードをクリアできる水準で家造りを行っています。
もちろん、ご希望があればG2、G3の家を造ることも可能です!
とはいえ、G2以上のUA値を出せるかどうかは「どれくらいお金をかけて良いグレードの素材を使うか」にかかってきます。費用対効果を考えると、熊本の気候では必ずしもそこまで目指す必要はないのでは…と私たちは考えています。
家の性能は断熱性だけで決まるものではなく、①施工がしっかりしていて気密性が高いこと②高機能な第一種換気で室温をある程度コントロールすることも大事☆
それが実現できていれば、G1グレードのUA値がコストパフォーマンス的にちょうど良いと判断しています!
断熱性能についてもっと詳しく知りたい方は、ぜひオフィスでご相談ください♪