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ちょっと役立つ話

2023/07/13

住宅の昔と今…雨戸って今も必要ですか?

 

最近の新築住宅って、雨戸のない家が多いですよね。

ファンライフでも、多くのお客さまが「雨戸・シャッターなし」の家を選択されています。

 

それはなぜ?そもそも雨戸やシャッターって何のために付けるの?

詳しく解説しましょう!

 

昔の家には雨戸がマストだった理由

 

少し前までは、リビングなどに面した大きな窓に雨戸やシャッターを付けるのは当然のことと考えられていました。なぜなら、雨戸には以下のような役割が求められていたからです。

 

台風対策

台風などが到来して強風が吹いている時、物が飛んできて窓ガラスが割れないように。

 

防犯対策

窓ガラスを割って強盗に侵入されるリスクを回避するため。

 

防寒対策

熱の逃げやすい窓を覆って、室内の暖かさを保つため。

 

今の家に雨戸がなくても大丈夫な理由

 

とはいえ現代においては、必ずしも雨戸をつける必要はなくなりました。なぜなら…

 

窓の性能が上がったから

昔と比べて窓の断熱性能が格段に上がった現代では、窓をシャッターで覆わなくても暖かさを保てる家ができるようになりました。また、防犯性を考えた強化ガラスもあるので、強盗などによって簡単に割られてしまう心配もありません。

 

瓦屋根の家が少なくなったから

台風の際に窓が割れる原因の多くは、近隣から飛んできた瓦でした。ところが、今はそもそも瓦屋根の家自体が少ないため、わざわざ雨戸をつけるまでもないという状況の家が多数です。もし万が一物が飛んできてヒビが入ってしまっても、火災保険で直すことが可能です。そういう意味でも、「雨戸は不要」と判断する方が多いです。

 

 

雨戸を採用すると、窓の外側に大きなシャッターボックスを取り付ける必要があるため、どうしても外観のデザイン面においてはマイナスとなってしまいます。そのためデザイン性を重視したいなら「雨戸なし」を選択するのがオススメです☆

 

一方で、関東の都心など住宅が密集していてプライバシーを守りにくいエリアでは、今も「雨戸あり」の家がスタンダードだったりもするようです。家造りにおいては「これが絶対に正解」ということはないので、それぞれのご事情を伺いながらベストなプランを考えていきましょう!

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