2024/04/16
快適な2階リビングの造り方は?実例を交えて解説します!
一般的には1階にリビングを設けるお家が多いですが、立地や生活スタイルを考慮して、あえて2階にリビングを持ってくる方もいらっしゃいます。
2階リビングのメリットや、注意点はある?
実例をご紹介しながら解説していきましょう!
2階リビングのメリット
2階にリビングを配置すると、1階とはまた違ったいろんなメリットが得られます♪
☆勾配天井を採用できる
1階だと天井高を上げるのに限界がありますが、2階なら屋根の傾斜に沿った勾配天井を採用し、開放感たっぷりの空間をつくることができます。
☆自然光を取り入れやすい
住宅密集地だと、1階リビングは隣の建物の影に隠れて暗くなってしまうことも。2階なら自然光を取り込みやすく、場所によっては良い眺望も得られます。
☆プライバシーを守りやすい
通り沿いに立つ家は、カーテンを閉めていないと通行人からリビングの中が丸見え…という状態になることもありますが、一段高い2階リビングなら大丈夫!周囲の視線を気にせず、カーテンを開けっぱなしでのんびりとくつろぐことができます♪
2階リビングの注意点
一方、2階リビングには一般的に次のようなデメリットもあると言われています。
★夏は暑くなりやすい
日が当たりやすいゆえに、夏場は室内の温度が上昇してしまう可能性が。断熱性や気密性にしっかりとこだわり、エアコンの効きやすい環境をつくってあげることが大切です。
★階段の上り下りをつらく感じる人も
高齢になって膝を痛めてしまったりすると、毎日階段を上ってリビングへ行くのがつらくなってしまう可能性があります。階段の傾斜を緩やかにしたり、掴まりやすい手すりをつけたりして対策しておくと安心です。
2階リビングを上手に取り入れた実例をご紹介!
それでは、実際に2階リビングを採用されたお客さま邸を見てみましょう☆
写真のお客さま邸は都心の街中にあります。限りある土地を有効に活用するため、1階はビルトインガレージ、2階にLDKを配置してゆとりのある住空間をつくることにしました!
2階のリビングの様子がこちら!2階のほぼ全面をLDKにすることで、都心の狭小地でも22帖の広さを確保できています♪
天井付近に横長の窓があるのにお気づきですか?この窓は小屋裏のロフトにつながっているんです。ここには実はエアコンが設置されており、この横長窓を通じて冷たい風がリビング全体に行き渡るようになっています!
「2階のリビングは暑くならないか心配…」というお客さまからのご相談を受けて、このような仕掛けを施しました^^
小屋裏はこんなに広々としているので、あまり使わない物を収納しておく物置としてご活用いただけます♪
この事例を詳しくご覧になりたい方は、以下のページへ!ぜひ参考にしてください。
https://funlife-kumamoto.com/case_newly/slug-f3c13c321849cab4a8a94712ea660882