菊陽町辛川のH様邸で「気密測定」を行いました。

気密測定とは、専用の機械で建物に圧力をかけて、外気が出入りする“すき間”の量を数値化する検査です。

目に見えないすき間を数値で知ることで、住宅の性能を客観的に判断することができます。

1回目の測定結果はC値0.5、αA値66㎠でした。

その後2回目、3回目と隙間を見つけて埋めていく作業を行い、C値0.18、αA値24㎠という非常に優秀な数値まで下げることが出来ました。

C値（相当隙間面積）：建物の気密性を表す指標で、数値が小さいほどすき間が少なく高性能です。

αA（隙間面積）：住宅全体にあるすき間の合計面積を表し、30㎠以下であれば「高気密住宅」と評価されます。

今回のH様邸は、ZEHやHEAT20のG2〜G3グレードに匹敵するレベルの“高気密住宅”といえる結果となりました。

この「すき間の少なさ」こそが、エアコン1台でも家全体がしっかり涼しく・暖かくなる秘密です。