2020/02/18
家に廊下は必要?廊下をつくらないことのメリット・デメリット
皆さんは、家に廊下が必要だと思いますか?
最近は廊下のない間取りが流行っているようで、特集されているのを見かけたりもしますよね。
実際のところ、住み心地はどうなんでしょう?家造りのプロとしての立場から、廊下のない家の良し悪しを考えてみました。
廊下のない家のメリット|居住スペースが広く使える
廊下をつくらない一番のメリットは、やはり面積を有効活用できることでしょう。
LDKのスペースを広く取れますし、部屋に開放感が出るため、リビングに家族で集まることの多いご家庭などには向いています。
また廊下をつくらなければおのずと壁やドアの枚数が減りますから、その分の費用を削減できます。
廊下のない家のデメリット|実は寒くなりがち
一方で、実はデメリットもあるんです。
1つの部屋が広くなると、暖房が効きづらくなることが考えられます。
全部オープンスペースになるため暖まりづらいんです。
昔の家が細かく廊下で区切られていたのは、現在よりも断熱性能が悪くて寒かったためと考えられます。1部屋を小さくすることで暖房効率を高めていたんですね。
そこで、廊下を省くならば断熱材のランクを上げるのがおススメ☆
家全体の断熱性能を上げさえすれば、むしろ部屋間の温度差がなくなり均等に暖まるので健康にはいいんですよ♪
例えばこの写真のKさま邸の場合。吹き抜けにファンを取り付けることで、暖かい空気が部屋全体に循環しやすくなっています。
こういう工夫をすれば開放的な造りでも快適に過ごせるのではないでしょうか^^
ファンライフでは間取りを立体画像でつくる3Dプランニングを行っています。
まるでもう住んでいるかのように室内のシミュレーションができるので、安心して家づくりが進められますよ。
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