2022/05/26
【注意!】ウッドショックで住宅価格が高騰中
マイホームを検討中の方で、2、3年前の坪単価を参考にして資金計画を立てている人はいませんか?
そんな方は要注意!現在、コロナを発端としたウッドショックの影響で、住宅価格が数年前と比べてかなり上昇しています。
一体何が起きたの?ウッドショックが与えた影響
ウッドショックとは、2021年2月頃から住宅に使う木材が不足して価格が急高騰している現象のことです。
なぜそんなことが起きたのかというと、①コロナで海外の林業従事者が休業し、木材の流通量が減少→②経済力の強い国々が木材を買い占める→③その結果、日本国内で流通していた輸入材が不足…という負の連鎖が起きてしまったから。
もともと日本のハウスメーカーで使われている木材の大半は輸入材だったため、モロに打撃を受けてしまったわけです…。
経済産業省のHPによると、木材の輸入価格は2021年9月時点で前年末比の69%も上昇しているそうです!
※詳しくはこちら↓
https://www.meti.go.jp/statistics/toppage/report/minikaisetsu/hitokoto_kako/20211022hitokoto.html
それに伴って国産の木材の価格も上昇してしまい、私たちの体感でも一坪あたり4万円くらい木材単価が上がってしまっています。
他の建築資材や設備も価格高騰中!
残念なことに木材だけにとどまらず、今では屋根材や外壁材、水回りの設備、フローリングなど建築資材・設備の販売価格が軒並み10〜15%もアップしてしまっています。
だからと言って住宅の価格も同じ分だけ上げるわけにもいかず、ハウスメーカーは当社を含め皆企業努力で販売価格を抑えてきたわけですが…上昇傾向が収まらないところを見ると、それもいよいよ限界に来ています。
昨年と比べても100万円単位で価格を上げざるを得ない段階になっているので、1年前、2年前の資料を見て「今年も同じ金額で家が建てられる」と考えてはいけない、とお伝えしておきたいです。
現在の状況を見ると、これからしばらくは価格が上がる一方だと予想されるため、今から新築をお考えの方はぜひお早めに動き出しましょう☆