2023/07/04
終の住処を建てるなら…老後を見据えた住まいの建て方〈後編〉
本日は、老後を見据えた「終の住処」の建て方〈後編〉をお届けします♪
熟年世代の家造りでは、皆さんはどんなご希望を出されるのでしょうか?
ニーズの多い間取りをご紹介します。
終の住処で人気の間取り①「平屋」
子どもたちが巣立って夫婦2人暮らしになると、使う部屋数はかなり減ります。
また、必要以上に広い家だと掃除するのが大変ですし、階段の上り下りも年齢を重ねるごとにつらくなります…。
そこで、「最後は部屋数の少ない平屋に住みたい」と希望されるお客さまは多いです。
「子どもたちが帰省した時のために」と、部屋数を少なくすることを躊躇する方もいらっしゃいますが、実のところ、お子さんたちに本音を伺うと「自分たちはリビングに寝るから、気にしなくていいのに」と言われることも少なくありません。
大切なのは、あくまでも「ご夫婦ベース」の理想の暮らしです。
お二人にとって住みやすい家はどんな間取りか?を基準に考えていくことが、終の住処を上手に造るポイントです♪
終の住処で人気の間取り②「独立した和室」
子育て真っ盛りの若年層には、リビング続きの和室が大人気ですが、熟年世代になると「独立した和室が欲しい」と希望される方の割合が多くなっていきます。
というのも、親が亡くなったりして自宅の仏壇に参る機会が増えるから。
和室からリビングが丸見えだと、お寺さんや親戚を招きづらいため、完全個室の和室を設けておくと便利です。
頻繁に人が集まるご家庭の場合は、平屋でもトイレを2つ造って1つを来客専用にしたいと希望される方もいらっしゃいます。プライベート空間と来客用の空間を分けて動線設計をすることも可能ですので、ぜひご相談ください♪
終の住処で人気の間取り③「短い動線」
高齢になって体が不自由になったら、家の中でもできるだけ無駄な移動を減らしていきたいですよね。
そこで人気が高いのが、寝室を軸にして楽に移動できる「動線の短い間取り」です。
寝室のすぐ横にトイレを設置して、夜中の行き来も楽に♪その近くにウォークスルータイプの収納を造り、そのまま洗面・脱衣室へ抜けられるような、水回りを固めた間取りを採用される方が多いです。
老後の暮らしを想像しながら家造りを行うと、シニアライフはもっと快適になります。
またせっかく新居を建てるなら、部屋間の寒暖差が少なく、体調を崩しにくい「高気密・高断熱×第一種換気」の家が断然オススメです!
興味のある方はぜひ、以下のお問い合わせフォームよりご連絡ください☆