2023/10/10
家造り迷子さんいらっしゃい♪|よくある質問にお答えします〈2〉
最近、家の主流となりつつある「高気密・高断熱住宅」。
当社にも「高気密・高断熱の家に興味がある」と相談に来られる方が多くいらっしゃいます。
ですが、中には「エアコンが要らない家のことでしょ?」と誤解されている方もいらっしゃるので、今回は高気密・高断熱住宅の本当のメリットや正しい住み方をお伝えします!
「高気密・高断熱=エアコン不要の家」は誤解!
高気密・高断熱の家とは、簡単に言うと隙間が少なく外気温の影響を受けにくい家のことです。
これは、例えるなら冷蔵庫のようなもの。冷蔵庫は冷えた空気が外に出ていかず、キッチンが暑くても中に入っている食べ物を冷たい状態で保存してくれますよね?
同じように、エアコンで冷やした(or温めた)空気をずっと保ってくれるのが、高気密・高断熱の家です。
ですが、冷蔵庫も電源を切ってしまうと…?中の温度は徐々に上がってしまいます。
これと同じで、高気密・高断熱の家もエアコンを完全に切ってしまうと、しだいに暑く(冬は冷たく)なってしまうのです!
高気密・高断熱住宅の正しい住み方
というわけで、高気密・高断熱の家は、夏は26℃、冬は23℃くらいのエアコンを弱運転で付けっぱなしにしておくのが基本です。
それでずっと適温を保つことができるのが本当のメリット。エアコンは室温を急激に温めたり冷やしたりする時に電力を使うため、ずっと同じ温度であれば付けっぱなしでも電気代がそれほどかからず、省エネを実現することができます♪
またしょっちゅう窓を開けていると、せっかく気密性の高い家を造った意味がなくなるので、「窓を全開にして、自然の風に当たりながら過ごすのが好き」という方には、そもそも高気密・高断熱住宅は不向きです。
お客さまが求める「暮らし方」に応じて、適した家の性能を選ぶようにしましょう☆
詳しく相談したい方は、ぜひ以下のご予約フォームよりご連絡ください!