2024/06/27
どうする?玄関ドアの「向き」。正面と横向き、それぞれのメリット・デメリットを紹介
住宅街に立つ家々を眺めていると、玄関アプローチから見て正面に玄関ドアがあるお家と、通りから見えづらい側面(横向き)にドアがあるお家がありますよね。
皆さん、どんな基準で玄関ドアの向きを決めているのでしょうか?
それぞれのメリット・デメリットや選ぶ基準をご紹介します。
正面を向いた玄関のメリット・デメリット
まずは正面を向いた玄関ドアのメリット・デメリットを解説!
正面向きのドアには、次のようなメリットがあります。
☆採光しやすい
正面向きのドアは一般的に通りに面しているため、光が入りやすく明るい玄関をつくることができます♪
☆見た目が格好いい
玄関ドアが外観の良いアクセントとなるため、デザイン性が高まります。
一方で、注意点は次の通りです。
★雨風が入り込みやすい
玄関が正面を向いていると風通しが良くなりますが、悪天候の場合はそれが仇となって玄関土間に雨風が入り込んでしまうことも…。軒を深く出すなどの対策をお勧めしています。
★通行人に見られやすくなる
玄関ドアを開けた時に通りに人がいると、玄関の中を見られてしまう可能性が。アプローチを長く取って、通りから距離を取ると見えにくくなります。
横向き玄関のメリット・デメリット
通りから見て横向きに設置された玄関のメリットはこちら!
☆プライバシーや安全を守れる
通りから玄関の中が見えにくいので、プライバシーを守りたい人にはピッタリ。またドアを横向きに設置すると、コーナーを曲がって外へ出ることになるため、子どもやペットが急に飛び出すのを避けることができます。
☆玄関の正面に駐車スペースをつくりやすい
ドアを開けてすぐ前に車が止まっていると邪魔になりますが、横向き玄関だとある程度の距離を取れるので駐車スペースをつくりやすいです。
では、注意すべき点は何でしょう?
★暗くなりがち
横向きにすると自然光が入る角度が限られてしまうため、玄関土間が暗くなりがちに…。壁に採光用のフィックス窓をつけたりして対策しましょう。
★隣との距離感に注意
玄関を横向きにつけると、ドアを開けた先に隣家の庭があったりして視線が気になってしまう可能性が。例えばドアの前に目隠しの壁を設けるとそんな心配はなくなるので、周囲の環境をよく見ながらプランニングしてもらいましょう!
ファンライフではお客さまのご希望や周辺環境に応じてベストな玄関の位置・向きをご提案しています。
施工事例をご覧いただくと正面・横向きいずれの事例もたくさんありますので、ぜひ参考にしてください♪