2024/10/29
ファンライフ社長が語る|先が読めない時代の家造り【前編】
毎月恒例の、ファンライフ社長・福場が語るシリーズ。
今回のテーマは、「先が読めない時代の家造り」です。
最近「変動金利がいよいよ上がる」「株が大暴落」など、先行きが不安になるようなニュースをよく耳にしますが…。これから家を建てる人は、どのような心づもりをしておけばいいのでしょうか?
住宅ローンに関する考え方についてアドバイスします。
住宅ローンは毎月必ず引かれる。“捨ててもいい”と思える金額を目安に
−−そもそもファンライフでは、住宅ローンを組む際にどんなアドバイスをしていますか?
【福場】一般的に、ハウスメーカーに相談に行くと「これくらいの金額まで借りられますよ」という話をされると思いますが、私たちは“借りられる金額”ではなく“家にかけるべき金額はいくらか”をお客さまと相談し合って決めます。住宅ローンは、毎月固定で消えていくお金です。携帯代金などと一緒で、必ず引かれるものです。ですから、「これくらいの金額なら問題ない」と納得できる額でなければ、どこかで無理が出てきてしまいます。
−−借りられる額と、借りるべき額は違うということですね。
【福場】中には目一杯借りさせようとする営業マンもいますが、生活していくには家のため以外に車や子供の教育費、家族旅行などにもお金が必要になりますからね。住宅ローンの月額返済の目安は、「捨ててもいいと思える金額」かどうか。実際にはそれでいい家に住めるのだから“捨て金”ではないのですが、“捨ててもいいお金”くらいの心構えでいないと返済し続けるのは難しいです。
不安になるのは、覚悟が足りない!?あえて言う。それは甘えです
−−なかなか、お金を“捨てた気持ち”になるまで腹をくくるのは難しい気もしますが…。
【福場】ちょっと厳しい言い方をすると、それは家を買う覚悟が足りませんね。「賃貸並みで家が買える」と言われていた時代もありましたが、それはもう過去です。今は、家を買えば家計に占める住居費の割合が上がるのは致し方ないこと。それを受け入れられないなら住宅購入は難しいです。
また金利が数%上がった、物価が上がったくらいで慌てるなら、はっきり言って家を買うべきではありません。数万円の出費の変化で右往左往するなら、そもそも賃貸でも暮らしていけないでしょう?いい暮らしを望むなら、まずは仕事を頑張りましょう!頑張って少しでも稼げば、家計に関する不安はその分減っていくはずです。
後編では、福場がさらにヒートアップ!愛ある叱咤激励に乞うご期待♪