2024/11/21
ファンライフ社長が語る|少数精鋭の会社だからできる家造り【前編】
ファンライフ社長・福場が、家造りについて語るインタビュー特集。
今回のテーマは「少数精鋭の会社だからできる家造り」です。
「いい家を建てたいなら大手ハウスメーカーへ」と思われる方は多いかもしれませんが、地域に根ざした少数精鋭の住宅会社だからこそできることもあるのです!
むやみに棟数を増やさず、1棟1棟凝った家を建てる
−−大手のハウスメーカーさんと、ファンライフのような住宅会社で、家造りの方法に違いはありますか?
【福場】まず、プランニングの方法が違います。大手の多くは基本の間取りと標準仕様が決まっていて、それをベースにしながらお客さまのご希望に応じてオプションをつけていく方法を取っています。なぜなら、大手は年間にものすごい棟数を建てているから。ベースのプランを決めておかないと回らないんですよ。1棟1棟に時間をかけていられない、というのが現状だと思います。
−−ファンライフの場合は?
【福場】うちは全く何も決まっていません(笑)。換気や断熱などの性能面は「絶対これがいいですよ」と推奨しているものがありますが、間取りやデザインは完全に自由。まずご予算を決めて、その範囲でどうやって希望される家を実現していくかをじっくり話し合いながら考えています。
−−なぜそれが実現できるんですか?
【福場】棟数を稼ごうと思っていないからでしょうね。大手のように従業員をたくさん抱えていて多額の運営費がかかっていると、数をこなさなければとてもやっていけません。でもうちはそれがないので。だからお一人のお客さまに時間をかけて向き合うことができます。
1人の担当者が責任を持って対応。でも冷やかしはご遠慮ください!
−−他に、大手ハウスメーカーさんと違うところは?
【福場】ファンライフでは1人の人間が最初の接客からお引き渡しまで、全部責任を持って担当しています。大手の場合、営業マンは「土地を決めたら次のお客さまへ行け」と言われますから、その後は設計、現場監督とバトンタッチしていくことになるでしょう。これはお客さまのお好みにもよりますが、私たちは1人の担当者がしっかりと信頼関係を築いていく方が安心してもらえると思うので、そうしています。
−−逆に、大手さんにはできるけれどファンライフでは難しいこともありますか?
【福場】大手のハウスメーカーだと、フラッと展示場に来たお客さまにも「プランを作りましょうか」と勧めてくることが多いですが、当社でそれはできませんね。先ほど「お客さまにじっくり時間をかける」と言いましたが、まだ本気で建てる気にもなっていない人にまで時間を割くわけにはいかないので。申し訳ないですが少人数でやっているので、貴重な時間は私たちを信頼してくださった人のために使いたいと考えています。
次回は、気になるお金の話。大手ハウスメーカーとファンライフの家では、どんなところに金額の違いが出てくるのか…詳しく解説します。お楽しみに♪