2025/02/25
ファンライフ社長が語る|リフォームか建て替えか迷った時の判断基準【前編】

ファンライフ社長・福場が家造りについて語るシリーズ。
今回は、最近多くなっている「実家の建て替え」についてです。
ご両親から家・土地をもらってリフォームするか、建て替えるかで迷っている人が多いそうですが、どんな基準で判断すればいいでしょうか?
コスト重視ならリフォーム。住み心地重視なら建て替えを
−−実家を相続してリフォームしたり、建て替えたりする人が増えているそうですね。
【福場】そうですね。当社でもご依頼があればリフォームを行っていますし、解体工事込みの建て替えにも対応しています。
−−リフォームか建て替えか、迷うところだと思いますが。
【福場】コスト面を考えると、やはりリフォームの方が安くできます。古くなった内装や設備を替えてある程度きれいにしたいのであれば、1,500万円〜くらいでできますよ。ですが、リフォームで気密性や断熱性まで高めたいというのであれば、建て替えを勧めています。
−−それはなぜですか?
【福場】気密性を高めたり断熱材を変えたりするには、「スケルトンリフォーム」といって構造体だけの状態まで一度解体しなければならないからです。すると、コスト的にはほぼ新築と変わらなくなります。残す柱や基礎は経年で劣化しているのに、新築同様のお金をかけるのはもったいないでしょう。
−−確かに、そうなると多少高くなっても新築を選んだ方がいいかもしれません。
【福場】判断の目安は、住み心地まで変えたいかどうか。気密性や断熱性にまでこだわりたいなら建て替え、それ未満ならリフォーム。これを基準に選んでいただくといいと思います。
次回は、あまり知られていない「ファンライフのリフォーム」について。ファンライフが拠点を置く御船町の地域再生に関する話も登場します。お楽しみに!