2025/03/11
【外壁の選び方問題】サイディング?塗り壁?ブラック系?それともホワイト系?

外壁の素材や色決めって難しいですよね。
外壁は家の外観の中でも一番広い面積を占める部分ですから、失敗して後悔するのは避けたいところです。
そこで今回は、自分に合う素材の見極め方や色味の選び方についてご紹介したいと思います。
サイディングor塗り壁〜素材の選び方のポイント〜
一般的に一番多く使われている人気の外装材は「サイディング」です。
サイディングは張るタイプの外装材で、工期が短くて種類も豊富なことから幅広い住宅に使われています。
サイディングにはセメントなどから作られる窯業系サイディングと、ガルバリウム鋼板などの金属系サイディングがあり、ファンライフでよくお勧めしているのは金属系サイディングです。
この金属系サイディングの良いところは、メンテナンスフリーであること。雨垂れなどの汚れがつきにくく、塗り替えも必要ないので、メンテナンスコストを抑えたい人にはこちらが向いています。
一方、金属でできているのでインダストリアルな雰囲気の外観になりやすく、それが好きではない方には合わないでしょう。また金属なので当て傷には弱く注意が必要です。
もう一つ、こだわり派の方々が好む外壁は「塗り壁」です。
こちらは昔ながらの塗り仕上げるタイプの外壁で、左官さんの技術により独特の味わい深い質感を出せるのが特徴です。耐火性・防火性にも優れています。外観にオリジナリティやデザイン性を求めるなら、こちらがお勧めです!
デメリットは、定期的なメンテナンスが必要な点です。最近は撥水機能の高い塗り壁などもありますが、どうしても経年で汚れが目立ってきますから、コストをかけるのが嫌な人は避けた方がいいでしょう。
ブラック系orホワイト系〜色で選ぶ際に気をつけたいこと〜
それでは、色で外壁を選びたい人は何に気をつければいいでしょうか?
ざっくりと“ダークなブラック系”と“明るいホワイト系”に分けるなら、汚れが目立たないのはやはりブラック系です。
ただし、サイディングの場合はそもそも汚れがつきづらいので、ブラックでもホワイトでもほぼ違いはなく、お好きな方を選んでOKです♪
どうしても塗り壁でホワイト系を採用したいなら、こまめに清掃することがマストです。
ちなみにファンライフのオフィスにはホワイトの塗り壁、宿泊体験型モデルハウス「そのうち」にはブラックの塗り壁を採用し、それぞれ見比べていただけるようにしています☆
新築から少し時間が経った今の正直な感想は、「ホワイトの塗り壁の方は、どうしても汚れがつきやすくなってきているかな」といった感じ。
ブラックはそれほど汚れは気になりませんが、レンジフードの周りは油汚れが付着しやすいので注意して清掃するようにしています。
気になった方はぜひ、オフィスと「そのうち」の両方に遊びに来てください!