2025/04/22
実は新築住宅でも発生しやすいカビ。予防するには正しい“住み方”を心得よう!

新築住宅で多いトラブルとして、“カビ”がよく挙げられます。
「まだ新しいのにカビが生えるなんて、欠陥住宅なのでは…」と思われるかもしれませんが、原因を探ってみると“住み方”に問題がある場合も実は少なくないんです。
どういうことなのか?詳しく説明しましょう。
新築住宅でもカビが生えてしまう原因
そもそも住宅にカビが繁殖してしまう原因は、湿気が溜まってしまうことです。
湿度が高くなった状態でカビの生えやすい温度、埃などの栄養、酸素の3要素が揃うと繁殖が進んでしまいます。
では、なぜ最近の新築住宅ではカビの生えやすい条件が揃ってしまうのでしょうか?
答えは、昔の家よりも高気密・高断熱の家が増えているから。
昔の家は隙間が多く、ある意味通気性が良い状態だった(それ故に寒かったのですが…)ため、湿気が溜まりにくい状況にありました。
一方、最近の高気密・高断熱の家は隙間がほとんどないため、そのままの状態では空気が入れ替わらずに湿気がこもりやすい状態になってしまいます。
すると、知らないうちにカビが繁殖してしまっていた!という事態が起きやすくなります。
そのため、高気密・高断熱住宅に欠かせないのが高性能な換気システムです。
ファンライフでは「高気密・高断熱住宅には熱交換型の第一種換気“sumika”がマストです」と以前からお伝えしてきました。
ファンライフの家は、sumikaで計画的に換気を行うことで、高気密・高断熱住宅の弱点である湿気をこもらせずに快適な住環境をつくり出しています。
※詳しくは以下の「性能」ページをご覧ください♪
https://funlife-kumamoto.com/performance
カビを生やさないためには“sumika”と“住み方”が大事!
1つ知っておいていただきたいのは、sumikaさえ搭載しておけば絶対にカビが生えないわけではないということです。
sumikaはエアコンでつくった快適な室温を換気口を通じて家全体に巡らせることで、家の中の温度ムラをなくしつつ、湿気が溜まるのを防ぐ仕組みになっています。
ところが「電気代がもったいないから」とエアコンをつけずに我慢していると、このメカニズムが台無しに!
エアコンなしではどうしても家の中に寒い場所と暖かい場所ができやすくなり、その温度差から結露が発生して湿気が溜まる原因となってしまいます。
そこで、sumikaを使う場合はその仕組みをよくわかった上で、パフォーマンスを最大限に発揮できる環境をつくってあげることが重要になります。
※高気密・高断熱住宅と換気について、詳しくはこちらのコラムもご参照ください。
https://funlife-kumamoto.com/column/5057/
高気密×高断熱×第一種換気の家についてもっと知りたい方は、多くの実績のあるファンライフへご相談ください♪