2025/06/10
住み心地を大きく左右する「日射取得・日射遮蔽」という手法

家の住環境を良くするためには断熱性や気密性が大事だということが、広く知られるようになってきましたね。
それに加えて、住みやすい環境をつくるのに重要なのが「日射取得・日射遮蔽」という手法です。
これは一体どういうことなのか?説明しましょう!
日差しのコントロールで心地いい住環境をつくる

日射取得とは、太陽の光を屋内へ取り込むこと。日射遮蔽は太陽の光を遮ることを意味します。
寒い冬に、陽のあたる窓辺に行くとポカポカして暖かく感じた経験がありますよね。
日射取得とはこのように、太陽の力を利用して室内に暖かさをもたらす方法をいいます。
逆に暑い夏は、シェードなどで強い日差しを遮ると室内温度が上昇するのを防ぎ、涼しく過ごせます。これが、日射遮蔽です。
このように、日差しをコントロールすることで過ごしやすい住環境をつくるのが「日射取得・日射遮蔽」という方法です。
ちなみに日射取得・日射遮蔽のように自然の力を利用していい住環境をつくることを、「パッシブデザイン」と言います♪
日射取得・日射遮蔽を行う方法は?
それでは、具体的にどのようにして日差しをコントロールすればいいのでしょうか?
具体的な方法としては、次のようなものが挙げられます。

☆軒(のき)や庇(ひさし)の長さを調整する
夏は太陽が高く上り、冬は低い位置から陽が差し込みます。そのため、高い位置から降り注ぐ夏の暑い日差しを遮断し、低い角度から入ってくる暖かい冬の日差しは取り込めるような、ちょうどいい長さの軒・庇をつくる必要があります。
☆窓ガラスを使い分ける
窓ガラスには太陽の熱を取り込みやすい「日射取得窓」と、熱を遮る「日射遮蔽窓」があります。家の場所や方角によって、これらの窓を上手に使い分けることが大切です。
☆後付けできる日除けを設置する
家を建てた後から「ここは日差しが入り過ぎている」と感じたら、シェードやブラインドを取り付けてコントロールすることも可能です。
日射取得・日射遮蔽を実現した事例を紹介!

最近の事例で、日射取得・日射遮蔽をうまく実現したお家ができたのでご紹介します♪
こちらのSさま邸は、南向きの玄関ポーチに深めの軒を取り入れました。
これは、夏の暑い日差しが屋内に入ってこないようにするためです。

一方、窓は太陽の熱を取り込みやすい「日射取得窓」にしているため、冬場に低い位置から日差しが入ってきた際には室内をポカポカと暖めてくれます。
一見すると「おしゃれな玄関ポーチだな」という印象ですが、実は技術的にも物凄くこだわって造られているんです!
梅雨の季節には、この空間が雨を避けながらくつろげる場所としても活躍してくれることでしょう♪
日照取得・日照遮蔽について専門的な話をもっと聞きたい方は、お気軽にファンライフへお問い合わせください。






