2025/11/18
基礎断熱住宅+第一種換気の組み合わせはカビが生える!?それは誤解です!!

先日、ネットで第一種換気に関することを検索していると、「基礎断熱を行っている高気密・高断熱住宅に第一種換気システムを入れていると床下にカビが生える」というショッキングな記事を見つけました。
「いや、そんなはずはない!」と思い詳しく読んでいくと、いろいろな誤解が混ざっていることが判明しました。
誤情報が広がるといけないので、「カビが生える」と誤解された理由を分析しておきます。
基礎断熱住宅の床下にカビが生えると言われる理由

記事に書かれていた内容を要約すると、
「基礎断熱を行うと気密性が高くなるため、空気の逃げ道がなくなる。しかも新築直後はコンクリートから水分が出てきて湿度が高くなるので、カビが生えやすい条件がそろってしまう。さらに、夏や冬はエアコンの効いた室内と床下の温度差が高くなり、ますますカビる。第一種換気はフィルターが詰まりやすいので、余計に換気ができずカビが出やすくなる」
といったことが書かれていました。
しかし、住宅のプロの目から見ると、そこにはツッコミどころがたくさんあります!
確かに基礎断熱を行うと床下の気密性は高くなりますが、そこに第一種換気システムを入れておけば計画的に空気を入れ替えてくれるため、「空気の逃げ道がなくなる」ことはあり得ません。
さらに、「sumika」のような熱交換できる第一種換気なら、温度・湿度調整をしながら換気してくれるため、温度差が広がったり湿度が過剰に高くなったりすることも考えにくいです。
そして何より、最後の一文。「第一種換気はフィルターが詰まりやすいので余計に換気できない」。これは、ただ単にその家の住人がフィルター掃除をサボっているだけなのでは?
フィルターが詰まっていたら正常に換気できないのは当たり前の話です。
第一種換気を正しく使えていない事例を挙げて、カビが生えやすいと言われるのはミスリードではないでしょうか。
また、他のカビ発生事例を読むと、カビが生えた家には「換気システムの施工不良」や「防湿シートを使っていない」といった施工上の問題があることも推測されました。
第一種換気の正しい使用でカビに困らない暮らしを実現
以上の通り、基礎断熱住宅と第一種換気の組み合わせでカビが生えるケースは、基礎断熱の施工不良や第一種換気の誤使用が原因である可能性が高いです。
しかしこのような記事が出回ると「基礎断熱はダメ」「第一種換気はダメ」といった風評被害が増えかねないので、警鐘を鳴らすために取り上げました☆
また、上記の記事が伝えるように、第一種換気の取り扱いに慣れていない住宅会社が施工すると、確かにこのような事態が起こりかねません。
基礎断熱住宅×第一種換気は、正しく施工・活用すればむしろカビの発生を抑えてくれる素晴らしい組み合わせなので、導入したい方は実績豊富で施工技術がしっかりしている住宅会社に相談することをオススメします!






