2022/10/27
家のプロはどこを見る?ローコスト住宅とハイクラス住宅の違い【建物内部編】
本日は、プロが家のクオリティーを判断する時にチェックするポイント解説・第3弾です!
今回のテーマは、建物内部の構造について。ローコスト住宅にはなくて、ハイクラス住宅にはあるものとは何か?
詳しくご説明しましょう!
チェックポイント①耐力面材の有無
耐力面材とは、強い横風や地震の横揺れなど、外部からの衝撃に耐えるために取り付ける壁です。
従来の住宅は、柱や梁、筋交だけで支えられていましたが、耐力面材を入れると衝撃を面で分散させることができるため、柱などの棒だけで支えるよりも強度を高めることができます☆
その上、最近の耐力面材は火や湿気にも強く、火事の延焼・結露・シロアリ被害なども防いでくれる効果があります!家の気密性・断熱性も高まるので、言うことなし♪
これを使っているかどうかは、家の質を判断する上で重要な要素だと考えます。
ちなみにファンライフでは、「モイスTM」という耐力面材を愛用しています♪
チェックポイント②換気システム
このコラムでも度々お伝えしていますが、これからの換気システムは「第一種換気」が主流になっていくことが予想されます。
熱交換型の第一種換気なら、①計画的に換気できるので湿気を溜め込まない②室内空気の温度を適温に調整してくれるので、エアコン効率が上がる③PM2.5などの有害物質を除去してくれる、といったメリットがあるので、人と家の健康にとっては欠かせないものだと考えます。
住環境を重視したハイクラス住宅を建てたいなら、換気システムにはこだわるべきです☆
断熱性や気密性、耐震性をアピールしているハウスメーカーは多いと思いますが、上記2つは意外と抜け落ちていたりもするので注目して見てみてください^^