2023/06/20
なぜ変わる?第一種換気と第三種換気で住環境に違いが出る理由
「予算に限りがあるけれど、性能が良くて住環境の良い家に住みたい」というご相談を受けた時、ファンライフでは「だったら、優先的にお金をかけるべきは換気システムです」とアドバイスしています。
換気システムには、初期費用が高めの第一種換気と安い第三種換気がありますが、少々高くても第一種換気を選ぶことには大きな意義があると考えているからです。
それはなぜでしょうか?詳しく解説します!
第三種換気の家はエアコンの効きが悪い!?
第一種換気とは、給気も排気も機械でコントロールするシステムのこと。そして第三種換気は排気のみ機械でコントロールし、給気は換気口や家の隙間から自然に入ってくる分に任せようというシステムです。
よく「第三種換気の家は寒い、エアコンの効きが悪い」といった話を耳にすると思いますが、それはこのシステムの違いによります。
第三種換気は、機械で室内の空気を強制的に排気し、圧力を下げることで給気口から外の空気を自然に取り込むシステムになっているため、排気するたびに外の空気(夏は生温く、冬は冷たい)が勝手に入ってきてしまいます。
また部屋ごとに換気口を付けなければしっかりと空気の入れ替えができないため、必然的に壁は穴だらけに…。すると当然、エアコンの効きは悪くなってしまいますよね。
一方、第一種換気の場合は床下などに設置した機械で給気も排気も計画的に行っていくため、外の空気が(玄関や窓以外から)そのまま入ってきてしまうことはありません。外壁に開ける換気口も最小限でOK!また熱交換型の第一種換気であれば、空気の温度や湿度までコントロールして各部屋に送ってくれるので、少しエアコンをかけるだけでずっと快適な室温が保てるのです☆
肌で違いがわかるから、投資し甲斐がある!
例えば通常より100万円高い断熱材を使ったとしても、一般の方が体感的に違いを判別するのは難しいですし、高性能の窓を取り入れたとしても同じです。
ですが、換気システムの良し悪しは住んでみればすぐに違いが分かります!
「頑張って投資した甲斐があった♪」と満足していただけるからこそ、「どれか一つお金をかけるなら換気!」と当社でもオススメしているわけです。
第一種換気を搭載した家の室内環境を確かめてみたい方は、ぜひファンライフのオフィスへお越しください♪また、今秋には宿泊体験棟も完成予定ですので、一晩ゆっくりと泊まって違いを比べていただけます。
興味のある方はお問い合わせフォームよりご連絡ください!