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ちょっと役立つ話

2023/11/14

家造り迷子さんいらっしゃい♪|よくある質問にお答えします〈3〉

 

今回、取り上げるのは「床下エアコンと室内エアコン、どっちを取り入れるのが正解?」というご質問です。

 

最近は「床下エアコン1台で全館の室温を快適に♪」を売り文句にしているハウスメーカーさんも多いですが、実際のところどうなのか?私たちの考えを伝えたいと思います☆

 

部屋ごとに室温を変えたい場合は室内エアコン

 

 

床下エアコンが良いか、室内エアコンが良いか。どちらが正解なのかは、住む人のお好みその住宅の性能によって違います。

 

まず、一般的な性能の住宅においては、最も効率良く室内を温められる(or冷やせる)のは室内エアコンです。

 

自分たちがいる部屋を直接エアコンで温める方が早く暖かくなるのは、ある意味当然のこと。人がいない床下や基礎の部分を温めて、その熱が室内に伝わるまでには時間がかかってしまいます。

 

また、部屋ごとに違う室温にしたい場合も、室内エアコンが最適です。例えば、「暑がりのお父さんの部屋は18℃に、風邪をひきやすい赤ちゃんの部屋は25℃くらいにしたい」という場合は、それぞれの部屋にエアコンをつけて温度調節するのが一番です。

 

コスパで考えるなら床下エアコン&小屋裏エアコン

 

 

一方、家の中の熱を逃さず、外気温に影響されにくい高気密・高断熱の家を建てる場合は、床下エアコンを導入するメリットが大きいと考えます☆

 

なぜなら、高気密・高断熱の家はエアコンでつくった熱をしっかりと屋内に蓄積できるため、「床下エアコンで家全体を温める」という方法が成立しやすくなるからです。

 

すると、各居室に複数台のエアコンを取り付ける必要がなくなるため、光熱費はその分安く抑えられます♪

 

もし2階建ての家を建てる場合は、ファンライフでは床下エアコンに加えて小屋裏エアコンも導入することをお勧めしています。ハウスメーカーの中には、家にダクトを張り巡らせて床下エアコンの熱気(or冷気)を2階まで持っていく方法を取っている所もありますが、メンテナンス性とコストを考えるなら、小屋裏にもう1台エアコンをつけて両方向から温めた(or冷やした)方が効率が良いと考えるからです。

 

 

もうすぐ完成するファンライフの宿泊できるモデルハウスでは、1階を床下エアコン、2階を小屋裏エアコンで賄おうと計画しています。

 

どんな住み心地になるのか…楽しみにしていてください♪

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