2023/06/27
【続報】宿泊体験棟を造っています〜高気密住宅にマストなレンジフードって?〜
今年秋頃のオープンを予定しているファンライフの宿泊体験棟は、一年中ちょうどいい室温を保てる「高気密高断熱」の家です。
この高気密住宅をもっと快適にするために、こだわりたいポイントは「レンジフード」。
一体どういうことでしょう?詳しく解説します☆
高気密住宅で換気扇を回すと負圧が発生する!?
高気密住宅とは、簡単に言えば隙間のない家のことです。
家に隙間が空いていないため外気の影響を受けにくく、少しのエアコンで家全体を適温に保てるのがメリットです。
一方、隙間がないゆえに、レンジフードの換気扇を付けて空気を積極的に外へ出すと、家に入ってくる空気よりも出ていく空気の量が多くなって、いわゆる「負圧」の状態が発生してしまいます。
すると玄関ドアや窓に圧がかかって、開きにくくなる現象が生じてしまうのです。
気密性の高い高層マンションなどに住んだことのある人は、この負圧の状態を経験した覚えがあるのではないでしょうか。
負圧を解消!同時吸排型レンジフード
この負圧を解消するために作られた特殊なレンジフードを、「同時吸排型レンジフード」と言います。
このレンジフードは、換気扇を回して排気する時にちょっとだけ吸気も行って、屋内の気圧を調整してくれる機能があります。
そのため、料理中に子どもがドアを開けようとしたら「重くて開かない!」なんてこともありません♪
この同時吸排型レンジフードは、室内の吸排気を機械でコントロールする第一種換気システムとも相性が良いので、高気密・高断熱×第一種換気をご希望のお客さまには特にオススメしています。
このレンジフードの使い勝手も、宿泊体験棟が完成したらぜひ試していただきたいです☆
完成まで楽しみにお待ちください!